このレッスンのゴール
- Automations を『トリガー付き Cloud Agent』と言い換えられる
- 向く仕事 / 向かない仕事を切り分けられる
- 作成に必要な部品(Trigger / Prompt / Tools / Repo)を挙げられる
何かが起きたら動く
Automations は、スケジュールやイベントをきっかけに Cloud Agent を起動します。用途例: PR のたびに確認する、毎日変更を要約する、障害通知をトリアージする。
きっかけの例は、予定(cron)、GitHub / GitLab / Bitbucket の PR・push、Slack、Webhook、Linear、Sentry、PagerDuty などです。最初は『予定』か『PR が開いたとき』だけで十分です。
実体は Cloud Agent なので、課金もクラウド側の利用として計上されます。Local Agent のマクロではありません。Automations はモデルの最大コンテキストで動くため、手動実行よりトークンを使いやすい点も覚えておきます。
向く仕事
次の3つがそろう仕事から自動化すると安全です。
- 反復があり、完了条件が書き下せる
- 失敗しても破壊半径が限定できる
- 人の承認(PR レビューなど)を挟める
作り方の骨格
cursor.com/automations、Agents Window、ローカルからの /automate、Marketplace テンプレなどから作成できます。部品は Trigger、Prompt、Tools、Repository 範囲です。
Tools の例: Pull Request 作成、PR コメント、レビュアー指名、Slack 送信、MCP、Memories(実行をまたぐメモ)、コンピュータ操作(ブラウザ確認やデモ録画)。必要なものだけオンにします。
スケジュールや Slack 起点では、初期状態ではリポジトリを使わない設定になりがちです。コードを直したり PR を出したりしたいなら、対象リポジトリ(または multi-repo 環境)を明示して保存してください。
権限と Memories
Automations には閲覧・管理の範囲があります。Private(自分中心)、Team Visible(チームは見られるが実行は作成者)、Team Owned(チームの共有サービスアカウントで実行)。誰の利用枠で課金されるかも、この設定に連動します。
Memories は、同じ Automation の実行をまたいで覚えているメモ帳です。前回の見送りや既知の落とし穴を残せる一方、誤ったメモが残ると次回以降を誤誘導します。信頼できない入力を扱う自動化では特に慎重にします。
理解チェック
- Automations がクラウド側で動くと説明できる
- 自動化前に手動成功が欲しい理由を言える
- Repository 範囲と Memories の注意点を一言で言える
実践
自分の業務で『毎週必ず発生する確認』を1つ見つけ、Trigger と Prompt の下書きを作る。実装はまだしなくてよい。
いま身についている開発者スキル
CI 以外の業務自動化 / 運用設計