このレッスンのゴール
- Rules の三層(個人 / チーム / リポジトリ)を説明できる
- Skill の置き場所と SKILL.md の最低要素を説明できる
- Hooks が『作業の途中に挟む自動チェック』だと説明できる
- 繰り返し手順を Skill 化する発想を持つ
- 非開発者でも『守ってほしい約束』を提案できる
Rules はチームの取扱説明書
デザインのトーン、触ってほしくないディレクトリ、コミットメッセージの言語、個人情報を載せない。こうした約束を書いておくと、Agent のばらつきが減ります。
はじめての方は、文章ルールや公開文言のトーン、禁止事項の提案が得意領域です。実装規約は開発者と一緒に書けば十分です。
リポジトリ直下の `AGENTS.md`(とくに Cursor Cloud specific instructions)は、起動や確認の手順メモです。方針・禁止は Rules、Cloud での進め方は AGENTS.md、と分けるチームもあります。環境レッスンでも触れます。Cursor CLI は同じ直下の `CLAUDE.md` も Rules として読みます(公式 CLI using)。Claude Code から来たチーム向けで、はじめての約束は AGENTS.md か `.cursor/rules` で十分です。
Rules は三層ある
公式のベストプラクティスでは、Rules を三層で使い分けます。『どこに書くか』で効く範囲が変わります。
- 個人(User rules): Cursor Settings の自分用。自分の全リポジトリに効く。口調や個人の好み向け
- チーム(Team rules): ダッシュボードの Rules / Commands / Hooks。組織の共通約束向け
- リポジトリ(Repo rules): `.cursor/rules/*.mdc` を Git に置く。そのプロジェクトだけの約束向け
モバイル起動でも効くのはどれ?
公式 Cursor for iOS では、Automations / Rules / Skills の管理画面は Web(または Desktop)にあります。スマホアプリは司令塔と確認向けで、設定の正ではありません。
一方、リポジトリに入っている `.cursor/rules`、`.cursor/skills`、AGENTS.md は Agent が読み込むので、モバイルから起動しても効きます。個人用の `~/.cursor/skills/` に置いた Skill も、Cursor に同期(synced)されていれば同様に使えます(管理・追加は Web 側)。同期されるのは `~/.cursor/skills/` だけです。`~/.agents/skills/` や未同期の手元 Skill は、Cloud Agent・Agents Window の Remote SSH・自前ワーカー(My Machines / Team Pool)にはコピーされません(公式 Agent Skills)。Web で Rules を編集しても、実行時に効くのは Git に入った内容です。スマホから約束を変えたいときは、リポジトリ Rules を更新する PR を Agent に頼むのが確実です。
スラッシュコマンドや Skills の実行は、モバイルでも CLI や Web と同様に使えます(first-cloud-agent のモバイル節も参照)。
Skills は手順の型
Rules が『いつも守る約束』なら、Skill は『この種の仕事の進め方』です。毎回同じ説明をしているなら、Skill にしてみましょう。例:『文言変更 PR の出し方』『プレビュー確認の報告フォーマット』。
Skill はフォルダ1つ+その中の SKILL.md が最小単位です。必要なときだけ読み込まれるので、長い手順書を毎回プロンプトに貼らなくてよくなります。
公式も、Agent がテストや確認でつまずくときは、Skills と AGENTS.md で『いつ・どう確認するか』を渡すことを勧めています。Agent は賢いけれど、そのリポジトリの事情はまだ知らない新人、と考えると伝わりやすいです。
モノレポでは、パッケージ配下の `.cursor/skills/` も拾われます。そのディレクトリのファイルを触っているときだけ出やすい、という公式の説明があります。ルートの Skill は保管庫全体で使えます。
Skill の作り方(設定の骨格)
チームで共有するならリポジトリの `.cursor/skills/{スキル名}/SKILL.md` に置きます(個人用ならホームの `~/.cursor/skills/`)。フォルダ名は英小文字・数字・ハイフンだけにします。別の個人用フォルダ `~/.agents/skills/` は手元の Desktop 向けで、Cloud Agent や自前ワーカーには届きません。
SKILL.md の先頭に name と description を書きます。name はフォルダ名と同じ。description には『何をするか』と『いつ使うか』を書いておくと、Agent が自動で選びやすくなります。その下に、手順・完了条件・禁止事項を Markdown で書きます。
手早く作るなら Agent チャットで `/create-skill` と入力します。すでに似た Rules やスラッシュコマンドがあるなら `/migrate-to-skills` で変換できます。約束だけ書きたいときは `/create-rule`、作業の途中チェックなら `/create-hook`、役割を分けた子 Agent なら `/create-subagent` もあります。Explore / Bash / Browser は最初から入っているので、探す・コマンド・画面操作用に自分で作る必要はありません(公式 Agent Skills / Subagents)。
Desktop なら、入れたものの確認はサイドバーの Customize がまとめて扱う画面です。プラグイン・Skill・MCP・サブエージェント・Rules・コマンド・Hooks を、自分 / この作業場 / チームで絞って見られます。Marketplace からの追加と、チームのリーダーボード(よく使われているプラグイン・Skill・MCP)から1クリックで足すこともできます(公式 Customize)。コミュニティのプラグインや MCP は cursor.directory です。
- 使う: チャットで `/スキル名` と打つ、または依頼内容が description に合うと自動適用
- 確認: Desktop ならサイドバーの Customize。Skills 以外の MCP や Hooks も同じ画面
- 共有: Git にコミットして PR。Cloud Agent も同じリポジトリの Skill を使える
- 届く範囲: 同期は `~/.cursor/skills/` だけ。自前ワーカーではリポジトリの Skill か、イメージへの焼き込み(公式 Agent Skills)
- 整理: カテゴリ用のフォルダをネストしてよい。Skill の名前は SKILL.md があるフォルダ(親カテゴリではない)
- 対象ファイル: 先頭の `paths`(glob。新規はこちら。古い `globs` も通る)で、触っているファイルのときだけ出す
- 明示だけ: `disable-model-invocation: true` にすると、`/スキル名` と打ったときだけ読み込む
- 互換フォルダ: `.claude/skills/` と `.codex/skills/`(ホームの `~/.claude/skills/` / `~/.codex/skills/` も含む)も拾う。Claude や Codex 向けに置いた手順が Cursor でも出やすい(公式 Agent Skills)
- Custom Mode のバッジ: 任意の `icon` と `color`。ピン留めしたときの見た目用(公式 Agent Skills)
Rules と Skills の使い分け
いつも守ってほしいこと(トーン、禁止ディレクトリ、秘密情報を載せない)は Rules。特定の作業フローだけに効かせたいことは Skills。迷ったら、毎回プロンプトに貼っている段落を Skill 候補にします。
Hooks:作業の途中に挟む自動チェック
Hooks は、Agent がファイルを直したあとや、コマンドを打つ前後、依頼を送る前、サブエージェントの開始/終了などに動く自動処理です。例: 編集後に整形する、秘密情報が混ざりそうなら止める、危険な操作をゲートする。
Cloud Agent は、リポジトリの `.cursor/hooks.json`(プロジェクト向け)を読みます。手元だけの `~/.cursor/hooks.json` は Cloud には届きません。Enterprise ではダッシュボードからチーム/組織向け Hooks も配れます。
公式の例では、ツール実行前後(preToolUse / beforeShellExecution / afterFileEdit)、プロンプト送信前(beforeSubmitPrompt)、サブエージェントの開始・終了(subagentStart / subagentStop)、コンテキスト整理(preCompact)、応答のあと(afterAgentResponse / afterAgentThought)、実行終了(stop)などがあります。Tab 専用や workspaceOpen は Desktop 向けで、Cloud では動きません。
Cloud Agent が実行できるのは command-based(外部コマンドを走らせる型)の Hooks だけです。prompt-based(モデルに判定させる型)は Desktop 向けで、クラウド VM では動きません。詳しい人が両方混在させているリポジトリでは、Cloud 用に command-based だけ残す、と整理されることがあります。
Enterprise プランでは、ダッシュボードから配るチーム Hooks や enterprise-managed hooks も Cloud Agent で動きます。リポジトリの `.cursor/hooks.json` と併用されるイメージです。
Hooks から『いまのターンを送った人』と『所有者』を比べたいときは、エージェントメタデータの `turn/user-id` と `owner/user-id` を読む公式例があります(environments-and-secrets の OIDC / メタデータ節)。認証ではなく監査・ログ用です。
sessionStart や beforeMCPExecution / afterMCPExecution も、Cloud では動かない公式の種類です(読み取り専用の最初の探索中は Hooks 自体が読み込まれないため)。
書き込み可能な環境になってから Hooks が動き始めます。最初の読み取りだけの探索中は動かない、という公式の説明も覚えておくと、『なぜ最初の数ターンだけ効かない?』が分かりやすくなります。
最初から入っている Skills
自分で SKILL.md を書かなくても、Cursor が用意しているビルトイン Skills があります。チャットで `/` と打つと一覧でき、依頼がはっきりしていれば Agent が自分で選ぶこともあります(公式 Agent Skills)。
- `/autopilot`: 開いた PR の指摘・コンフリクト・赤い Checks を見守って直す。マージまで任せたいときの近道(review-and-merge)
- `/cursor-blame`: AI が書いた変更と、そのときの依頼文を調べる。確認チェックリストの『なぜ入った?』向け
- `/split-to-prs`: 大きな変更を小さな PR に分ける。『ついでに』が増えたとき(follow-up-loop)
- `/canvas`: 会話の横に触って試せる画面やダッシュボードを出す。言葉だけではイメージしにくいときの見本。同僚へ渡すなら Shared Canvases(リンクをコピー。このレッスンの Canvas 節)
- `/review` / `/review-bugbot` / `/review-security`: コードレビュー Agent を選んで走らせる。push やマージの前に先に読んでもらう入口。同じ差分のまま PR を出すと保管庫側は再実行を飛ばすことがある(Cursor 3.7+ / cursor.com/agents)
- `/agent-review`: Desktop で手元の変更を読む。PR の Bugbot や `/review` とは別。設定は Agents(Cursor 3.11 以降は Git & PRs)。深さは Quick / Deep(公式 Agent Review)
- `/create-rule` / `/create-hook` / `/create-subagent`: 約束・途中チェック・子 Agent のひな型を作る。Explore / Bash / Browser は設定不要のビルトインなので、自分で作らなくてよい(公式 Subagents)
- `/create-skill` / `/migrate-to-skills` / `/automate` / `/loop` / `/goal` は、この学習パスの他のレッスンでも使います
- `/shell`: 渡した文をそのままシェルで実行する。コマンドを渡されたときだけ使う。はじめての方は5要素の依頼の方が安全です(公式 Agent Skills)
チームへ公開する(Publish)
Teams / Enterprise では、個人用の `~/.cursor/skills/` をチームの Default marketplace へ Publish できます。Customize → Skills で Skill を開き、Publish を選びます(公式 Plugins)。
公開しても、同僚は自分で入れます。作者には自動で付きます。全員に強制したいときは、管理者が marketplace の Required にします。自分の Cloud Agent だけに使わせたいなら、同期(Sync Skills)で足り、Publish しなくてよいです。
管理者が新規公開を止めたいときは、Dashboard → Plugins → Default marketplace の Marketplace Settings で Allow Members to Publish をオフにします。既定はオンです。オフにしても、すでに公開した作者は更新や非公開ができます(公式 Plugins)。
プラグインには2つの型があります。Agent Plugins はスキルと MCP をまとめる公開の標準(ルートの `plugin.json`)。Cursor Plugins はそれに加えて Rules・コマンド・Hooks なども入れられる Cursor 側の型(`.cursor-plugin/plugin.json`)です。チーム marketplace はどちらも配れます。はじめての方は『Skill を Git に置くか Publish する』で十分です(公式 Plugins)。
Canvas の3つの形(見本・共有・プラグイン)
`/canvas` は、会話の横に触って試せる画面(React の部品)を出します。導線の見本だけでなく、ダッシュボード・分析・監査・報告にも向きます。コードを直す依頼ではなく、『この流れを触って理解したい』『数字を表ではなく画面で見たい』ときの見本です(公式 Canvases / Agent Skills)。依頼の型は prompting の添付と具体物の節も参照してください。
開き方は3つあります。返信末尾のカード、コマンドパレットの Open Canvas(View 配下)、Agents Window の新しいタブ。ワークスペースの Canvas 一覧から、あとで開き直したり新しいデータで再実行したりできます。レイアウトが違うときは手で直さず、Agent に『ここをこう変えて』と頼む方が早い、という公式の案内です。
同僚に見せたいときは Shared Canvases です。ツールバーの Publish で、その時点の画面のスナップショットが上がり、リンクをツールバーからコピーして送ります。チームのメンバーならブラウザで開け、閲覧は読み取り専用です。会話履歴を渡したり、Agent を再実行したりしなくて済みます(公式 Canvases)。
ダッシュボードの Shared Canvases に並ぶのは、自分が公開したものだけです。同僚が Publish した Canvas は一覧に出ないので、リンクをもらって開きます。共有リンクはブラウザで全画面表示でき、会議で見せるときに向きます(公式 Canvases / changelog Canvas Design Mode)。
できた見本のレイアウトを直したいときは、手でソースを触るより、Canvas 上の Design Mode で部品を選んで『ここをこう』と頼む方が早いです。ブラウザの Design Mode と同じ考え方です。大きな作り直しは、戻してから依頼し直す公式の案内もあります。
Shared Canvases は有料プラン(Pro / Teams / Enterprise)かつチーム所属が必要です。Free は共有を作れません。Pro でもチームに入っていれば共有できます。データ保存を許す Privacy Mode が必要で、Privacy Mode(Legacy)では共有できません。管理者はチーム設定の Shared Canvases でオフにできます。
同じ型の報告を毎回出したいときは、Canvas のレイアウトを Skill にできます。公式では次の4つを書いておくと、短い依頼で同じ形が再現され、チームでも揃います。(1) いつ使うか(例: 四半期の売上報告、依存関係の監査)(2) どの欄・表を出すか (3) 数字の取り方(SQL / API / コマンド)(4) 単位や日付の揃え方。
プラグイン側にも、最初から用意された Canvas があります。Customize からインストール済みプラグインの Canvas を開くと、ゼロから設定しなくて済みます(公式 Plugins)。こちらはプラグインのひな型で、自分の Canvas を Publish する Shared Canvases とは別物です。
- Hex Canvas: データの可視化。数字の並びを図にして共有したいとき
- Atlassian Canvas: Jira と Confluence の Issue・プロジェクト・文書をリアルタイムで見るとき
- 自作の見本だけなら `/canvas`。同僚にリンクで渡すなら Shared Canvases(Publish → リンクをコピー)。チームのひな型を開くならプラグインの Canvas
理解チェック
- Rules の三層(個人 / チーム / リポジトリ)のうち、チーム共有ならどこに書くか言える
- リポジトリの Rules・Skills・AGENTS.md はモバイル起動でも読まれると説明できる
- CLI はプロジェクト直下の CLAUDE.md も Rules として読むと知っている
- 個人用 Skill も Cursor に同期済みならモバイル起動から使えると説明できる
- `~/.agents/skills/` や未同期の手元 Skill は Cloud Agent や自前ワーカーには届かないと知っている
- Rules に書くべき約束を2つ提案できる
- Skill の置き場所(.cursor/skills/…/SKILL.md)と name / description の役割を言える
- Desktop の Customize がプラグイン・Skill・MCP をまとめて扱う画面だと知っている
- Customize のチームリーダーボードからよく使うプラグインを1クリックで足せると知っている
- `/autopilot` と `/cursor-blame` が最初から入っている Skill だと知っている
- `/canvas` で会話の横に触って試せる見本を出せると知っている
- Shared Canvases の Publish でリンクをコピーして渡せると言える
- ダッシュボードの Shared Canvases は自分が公開したものだけだと知っている
- Canvas 上でも Design Mode で部品を選べると知っている
- Skill の `paths` で対象ファイルを絞れると知っている
- Teams なら個人 Skill を marketplace へ Publish できると知っている
- `.claude/skills/` や `.codex/skills/` も Cursor が読むと知っている
- Agent Plugins と Cursor Plugins の2型があると知っている(詳しくなくてよい)
- Allow Members to Publish がオフだと新規公開は管理者だけだと知っている
- 同じ型の Canvas 報告は Skill に欄と数字の取り方を書いて再現できると知っている
- プラグインの Canvas(Hex / Atlassian)が共有ひな型だと知っている
- Hooks が『作業の途中に挟む自動チェック』であり、Cloud ではリポジトリ側の設定が効くと説明できる
- Cloud Agent では書き込み可能な環境になってから Hooks が動き始めると説明できる
- Cloud では command-based Hooks だけが動き、prompt-based は使えないと説明できる
- 繰り返し依頼をテンプレ化するメリットを言える
開いただけでは「済」になりません。チェックできたら押してください。
実践
自分のチーム向けに (1) Rules 案を3行(トーン、禁止事項、完了時に欲しい成果物)と、(2) Skill 候補を1つ(タイトルと『いつ使うか』の1文)書いてみましょう。Rules は個人・チーム・リポジトリのどれに置くかも一言メモします。Hooks に任せたいチェックがあれば、1行メモしておくとよいです。Cloud Agent 向けなら command-based だけ、とメモしておくと後から迷いにくいです。
このレッスンで出てくる用語
全部覚える必要はありません。気になる言葉だけ開いてみてください。
- HooksAgent の作業の前後で自動実行されるチェックや整形です。例: 編集後のフォーマット、危険なコマンドの制止、秘密情報の混入検知
- SkillAgent に『この種の仕事はこう進めて』と教える手順パッケージです。毎回同じ説明を書かなくてよくなります。Rules(いつも守る約束)とは別で、必要なときだけ読み込まれます
- CustomizeDesktop サイドバーの、プラグイン・Skill・MCP・サブエージェント・Rules・コマンド・Hooks をまとめて扱う画面です。Marketplace からの追加や、チームのリーダーボード(よく使われているもの)から1クリックで足すこともできます
- Plugin Canvasインストールしたプラグインに付いてくる、共有の作業ひな型です。Customize から開くと、ゼロから設定しなくて済みます
- Shared Canvases作った Canvas をチームが見られるリンクにする機能です。会話履歴を渡さなくても、同じレイアウトと数字をブラウザで開けます
- CLAUDE.mdプロジェクト直下に置く約束メモです。Cursor CLI は AGENTS.md と並んで Rules として読みます。Claude Code から来たチーム向けで、はじめては AGENTS.md で十分です
- Team Rules組織全体で共有する『いつも守る約束』です。ダッシュボードの Rules / Commands / Hooks から配ります。個人 Rules やリポジトリの `.cursor/rules` とは別の層です
いま身についている開発者スキル
リポジトリガバナンス / 開発標準の成文化